Yosuke

4年ぶりに海外の展示会に出展して参りました

※記事中の組織名、拠点名、部署名などは記事公開当時のものです。

私たちティアンドデイは、5月9~11日の3日間、ドイツのニュルンベルク市で開催された「SENSOR+TEST 2023」に出展いたしました。
弊社では長年にわたりSENSOR+TESTに出展し続けてきましたが、コロナ禍の影響を受けて2019年を最後に参加を見送っており、今回は実に4年ぶりの出展です。

日付 2023年5月9~11日
展示会名 SENSOR+TEST 2023

SENSOR+TESTはその名の通り、センサ素子やその試験装置、新しいセンサ技術などの大規模な展示会で、ヨーロッパ内の企業はもちろん、世界中の企業が参加します。

開催地のニュルンベルク市は、ドイツ南部のバイエルン州第二の都市で、全長5Kmに渡る城壁で囲まれた旧市内は、中世の雰囲気を色濃く残しています。

しかし実は、第二次世界大戦時に町の90%近くが破壊されたと言われており、今私たちが見ることのできるお城や教会、レンガ色の街並みや石畳の坂道に至るまで、
戦後に昔の姿そのままに復元されたものなのだそうです。

さて、展示会の弊社ブースには、地元ドイツのお客様をはじめ、チェコ、オーストリア、イタリア、スイスなど様々な国や地域から多数のお客様にお越しいただきました。


ロガーを自社で使いたいユーザー様、ロガーを用いた独自システムを開発して販売していきたいシステムインテグレーターのお客様、
ブースに置いてあるチョコを貰うためだけに来たが、私達の目線が気になり、とりあえず話を聞いてみるかというお客様など(笑)

日本の展示会に出展する場合は「おんどとり」をご存知の上で弊社ブースにお越しくださるお客様も多くいらっしゃいますが、ヨーロッパの展示会における弊社の知名度はまだまだです。
そんな中でも「これはナイスな製品だ」、「採用に向けてコンタクトを継続したい」というお声をいただけたことは、お互いネイティブでない英語でなんとかコミュニケーションを取ろうと
苦労する中で、とても励みになりました。

また、ドイツ語を話されるお客様には弊社の現地代理店からの助っ人が対応してくれたのですが、話が電気系の複雑なことに及ぶとうまく伝えることが難しく、
弊社の技術者が配線図を描いて示すことでお互いに妙に納得しあうという場面もありました。

今回は弊社にとって久しぶりの海外出張となりましたが、期間中借りていたレンタカーのエンジンが突然かからなくなり、ADAC(ドイツ版のJAF)を呼ぶ事態になったり、
深夜1時頃に宿泊先のホテルの火災報知器が鳴り、お風呂上りにも関わらず雨が降るなかホテルの外に避難したり、色々な意味で刺激的な内容になりました。

この数年、中止や延期を余儀なくされていた展示会が、今後日本でも海外でも再び活発に開催されることが予想されます。
弊社がまた展示会に参加する機会があれば、このような形でレポートしていきたいと思います。

SENSOR+TEST 2023
SENSOR+TEST 2023 Website

ライタープロフィール

Yosuke

Yosuke

おんどとりismライター3号でございます。CX推進部所属です。